子供は大事な研究中!!

愛する日本の皆様


今日から2月
日本は1月、2月といえばまだまだ寒さが厳しい感じやけど、
スペイン、アンダルシア地方は 2月になると寒さが和らぐ。


それにしても今年は暖かく、昼間は20℃超える事もある。
家の中も窓は全開!!


寒いの嫌いな私には過ごしやすくて有難い。


私の頭の中を巡っていること。



子供が小さい頃 よくこんな事があった。。。。
学校行く時間が近づいている。
子供を送って行く準備でバタバタする私。
(スペインでは小学校の間は送迎を保護者がするため)
ふと気づくと、まだ準備も出来てないのに
子供は何かして遊んでる。(と、私が勝手に判断してる)


その度に 「もう行かんとあかん! 遊んでんと早よ(京都弁か? 早くを はよ と言う)しぃ!!」とか、「要らん事してんと もう行くで!」とか言うてた。




ある時子供に「遊んでへん。これを〇〇してるんや」。と言われて はっ!とした。


私は凄い心無い言葉を浴びせ続けたんちゃうか・・・?!
ものすごい罪悪感に襲われた。
あっかぁあああああん!! こんな事言うたら!!!






それから そういう言い方をするのをやめた。


解説!







遊んでる 、要らん事してる → これは大人目線でそう決めつけている。


大人は 良い子・悪い子、この子は落ち着きがない・ある、話を聞ける子・聞けない子。。。などと勝手な評価を子供にするけど
どこの視点から見るかで、その見解は変わる。


大人にとって良い子悪い子って、大人の言う事を聞いて、その様に行動出来るかどうか
で判断してないか? 
要するに大人にとって都合の良い子の事を良い子、落ち着きがある、話を聞ける。。。などと判断してるだけではないか?


それは。。。


子供にとっては大きなお世話


今一生懸命やりたい事に集中している子供に、そんな大人の勝手な評価や価値観で
決めつけられるのは酷い話や。


子供は大切な実験、研究、観察をしているんや。




大人が思う人の話を聞かない子は
自分の今やってる事にとても集中している
集中力のある子!


何回も言うてるのに! 話聞かへん!! 全然集中力ない!! などなど。。。。
言われ続けた子供は
大人が言い続けた通り、悪い子、落ち着きない子、話を聞かない子に成長していく。。。。
私たち大人の言葉を子供達は聞いて成長していく。。。。


悪い子なんてそもそも居ない!
大体大人が要らん事するから ややこしい。


こういう事を知って子供と接する事が出来たら
時間が来て、もう行かないといけない時も
違う言い方が出来る。
子供を傷つけない優しい言葉を選ぶ事が出来る。


大人は もっともっと考えて子供を尊重して
声をかけた方がいいと思う。


私たちはあまりにも子供達の事を甘く見ている。
小さいから、分かってないから、躾けのためには小言を言うのも仕方ない。


ほんまにそうなんか。。。。?


よーくよーく考えてみないといけないと思う。


過去の反省から今日はそんな独り言をつぶやいてみた。



大人はもっともっと今を生きる子供に学んだ方がいい。


こんな酷い言葉を浴びせてた幼少期の事を子供は覚えてないかもしれんけど
改めて今朝思い出したので、子供に謝った。



それでも ついつい小言を言う事もあると思う。


娘よ!
許して!(子供は優しいから許してくれる 💛)
そして私がもうちょっと成長するまで待ってくれ!!
こましな大人になれるよう頑張るよ!


世界平和への道のりは まだまだ長い。。。。


京アニの事件について・・・

愛する日本の皆様




私の思いを勝手にここで喋ろうと思う。


私の町京都で起こったこの事件。


人を殺めてしまうのは当然してはいけない事である。
これは大前提。


この被告と呼ばれる人が罪を償うのは当然やけど
でもこれをこの人の問題だけで終わらせてはいけないのではないか?と思う。





この人が抱える深い闇もあっただろう。


この闇はこの人だけの問題やろうか?
私たち一人一人が作り出したこの社会から
生まれてきた闇とも考えられるんちゃうか?



彼自身も病院で出会った人達にもっと早く出会いたかった 。。。
そんな発言をしているという記事をどこかで見た記憶もある。


人は孤独には耐えられない。
人はもともと集団で生きる動物。


私たちは子供達が現在にも 未来にも
孤独にならないように
子供達と接していれてるやろうか?


私たちがそういう生き方を出来てるやろうか?


自分に子供がいる、いないは関係なく
この世に存在する大人として
そういう事を考えて 生きてるやろうか?


私たちの無関心、無責任
これが どれほど次の世代を傷つける事になるか
私たちの多くはまだ気づいてないと思う。
そうか忙し過ぎて考えられない。


自分はこんな事しないから大丈夫。
自分の子供はこんな恐ろしい事するような子には育ててないから関係ない。


ほんまにそう言い切れるのか?
自分はしなくても
自分の子供はしなくても
巻き込まれる可能性もあるやん。


他人事ではなく
自分の問題として考えて、
そして行動する。


今考えた方がいい って私は思わずにはいられへんのである。

大人よ! 子供から学ぼう!!!

愛する日本の皆様


先日娘が今日は新しいお友達と会う約束をした!と。
話を聞いてみると




友達と外を歩いていた時に出会った、他の学校の子らしい。


娘の友達の知り合いでもあるらしい。


名前は? って聞くと
その子の名前を教えてくれた。
名前から想像するに男の子?って聞くと
違う 女の子! って言ってた。


( 注1 あ、思い込みで男の子と決めつけたら あかん! 性教育でも大事に考えてるとこの一つ。 私もまだまだ 修行不足やわ と思わされる)








まあ 気を付けていってらっしゃい!


と送り出した。




これからは私が知らない人と出会う機会も増えるだろうし
私の知らない人と出かける事も増えるんやろなあ。。。
と、少し先を考えたりもした。


そうやって娘の世界は広がっていくのであって
いろんな出会いもあって


どうか良いお友達に恵まれますように。。。。!と
いつも願ってる私。


小学校の間はスペインでは必ず保護者同伴で外出だったので
娘は一人で外へ出る事をとても怖がっていた。


ついこの間まで。。。


それがこんな風に一人で外へ出るようになって
暗くなっても一人で歩いて帰ってくるようになった。


ちょっとここで待ってて! 3メートル離れようものなら
嫌がってたのが、つい最近の事やのに。。。。




こんなに急に変わるものか!?と 本当びっくり。


彼女は彼女のスピードで成長してるんやなああ って実感する。




私は子供のスピードをどれだけ今まで受け止めてこれたのか・・・?
それを考えると怖くなる事もある。


毎日のように明日は 良いお母さんになろう!
明日こそいいお母さんになろう!って
思い続けて13年。


あかんやん!!間に合ってへんやん!!!


もうい13年も経ってしまったやん!!


そんな思いも出てくる。


そして何がいいお母さんなんかも分からんまま、
その分からんいいお母さんを求める自分。




性教育の勉強をしながら、また講座を作りながら
自分の事を反省する事も多々ある。
そんな時は子供に許しをもらうために、また子供が間違ってた訳じゃないと伝えたくて
あの時はごめん。 って謝ったりもする。


必ず子供は許してくれる。
面倒な親やと思われてるかもしれんなあ (笑)






子供に教えてもらって
親も少しはまともになれるんやなあ。。。って思わずにはいられない。



娘が帰宅。


どうやった?楽しかった??
娘は色々話もはずんで共通の興味もあったようで
とても楽しかった!っと嬉しそうだった!


ああ ほな良かったなああ !!!と答える私。


そして娘が
「あ!女の子と思ってたら男の子やったわ!!」。
へ??
そうこのお友達は、体も服装も女の子、でも本人の性自認は男の子だったそう。
(注2 本人に確認するまでその方の性自認は分からない、これも性教育で学んでるのに!! 実践を積み重ねていく事は大切やなあ。)


あれ!? 女の子やったかな? 男の子やったかな??
日本語での表現に戸惑うの半分
ほんまにどっちか訳わからなくなったの半分で
娘も混乱しだした!!
こんな会話がおかしくて
笑ってしまった私たち (笑)




まあ どっちでもええな って話になった (笑)


その後娘がビデオコールで、その子と喋ってたので
私もその子と少し話した。
とても可愛らしい子だった。


世の中が
男、女 どっちでもいいって思えるには、実践も大切かもしれんなああ。


実際喋ったりすると、ほんまにそんな事どうでもいい話。
そういう事を教えてくれる子供たち。
大人は子供から学ぶことが
たくさんあるのだ!!!!