私の知らない世界で子供が安心して生きる日のために。。。

愛する日本の皆様


娘の初一人旅。
冬休みに1000KМ離れた家族の元へスペインの新幹線AVE に乗って旅立った娘。




今回初めて一人で行く事になった。


一回乗り換えるだけで向こうについたらお迎えもある。


こちらも電車に乗り込む所まで見送ってるので、まあ心配いらんやろ。。。。と思って送り出した。


スペインでは小学校の間は必ず保護者同伴で外出するので、一人で外出するには時間がかかった。
でも13歳になって、スペインに戻ってきてからは
急にプツンと糸の切れた風船のように
すっかり一人で出かけるようになった。


夜まで帰ってこない!!




急にやり過ぎやろ!!??と、母の私は思う訳です。


悩みながらも見守ろうと努める。
だって本当に遅い!!


平日は夜20時。
週末は23時。


これ絶対日本では遅すぎる!!って みんな思うはず。 ま 例外もあるだろうけど。。。。一般的に。。。 一般的に。。。。


でもこちらの感覚では、普通は夕食が21時ごろ、我が家は20時までには食べるようにしているが。


夕食の後出かけたら23時ぐらいまでは、ま 大丈夫!っていうのが こちらの感覚。


そもそも13歳が夕食の後に出かけんでいいやん!!って私は思う。


他の親に聞いてみた。
13歳で23時帰宅って遅すぎないか?!


ううううんんんn。。。。遅い。。。。 普通ではない。。。。。
でも。。。。。。。。。。。。普通。




これが回答。




渋々23時を受け入れてる。 どうも納得はいかないけど。





ま この様に娘も単独行動が出来るようになってきたので、一人で新幹線に乗って行くのも大丈夫だろうと思って送り出した。


考えてみると・・・
私は小学校に行く前から一人で、
おばあちゃんの家にバスと電車を乗り継いで行く様な子だった。


まだ字も読めない頃に、行先を母親に書いてもらった紙を見て、
ホームに表示された字と母親の書いてくれた字を見比べて
似ているから。。。この電車かな!?と思って乗り込んだりしてた。


電車の切符を買う時は、コインを入れる所に手が届かなくてよじ登ってお金を入れた。
時々後ろの大人が手伝ってくれて、電車の字を眺めていると、この電車で合ってるよ!て
教えてもらったりもした。




そう!
私は子供の頃からトラベラーだったのだ!


そして何より母親もよくそんな小さい子を一人で行かせたなあ!!と 
その方が感心する。




そんな事とか思い出しながら娘を見送った。



そういえば以前は送り迎えしていた学校も
今では玄関で見送るようになって
いつもその後ろ姿を見ながら
大きくなったなああ。。。。
いつまで私は彼女をこうやって朝送り出せるんかなあ?


ってちょっと寂しくも感じる。


でも朝見送る事がなくなる日のために
私が知らない彼女の世界で 彼女が安心して生きていく日のために
私は今こうして見送ってるんやから
これでいいんや!


って大きくなった娘の後ろ姿をいつも見てる。


あああ 親業って本当に切ないもんやねえ。


これも修行。


そして 子供を持ったからこその
感じる切なさ、喜び、楽しみ。


ああああ 生きるって 面白い!!


子供達が未来を楽しみに出来るような世界を作るために
今日も頑張るぞ!!!


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