体全部を使ってお産。。。

愛する日本の皆様




かっこいい大人を増やしたい!
子供や若い人たちに希望を与える大人を増やしたい!



その為には「性」について考える事は大事だと思ってる。


そんな思いで日々過ごす。


先日 こんまり仲間を集めて性教育のお話会をオンラインで開いた。






いつも言いたい事がいっぱいの私は 削ってるつもりでも


つい盛り込んでしまう (反省 (笑))


その時に私は「自分の体を全部使ったお産」っていう表現をした。
今日はこの表現について語ってみたい!! 


体っていうのは本当にうまく出来てるなあと、いつも思う。
特に女性の体(妊娠中の女性の体の変化、胎児がどのように胎内で成長するのか、また産後赤ちゃんとお母さんとの繋がり)について学んでいた学生時代、私は勉強というより
まるで物語を読んでるような気分になって、面白くて仕方なかった。





お産というのは体で起こる自然な現象。
自分の体全部を使って、自分の体に全てを委ねて、ただただ体に集中していく。





眠い。。。と感じたら寝る。
食べたい。。。と感じたら、何かを口にする。
動きたい。。。と感じたら、歩いてみる。
もたれたい 。。。何か、誰かにもたれる。
大声出したい。。。我慢しなくていい。
つかまりたい。。。何かを誰かをつかんでみる。
まぶしい。。。部屋を暗くする。
優しい光がほしい。。。カーテンを開けてみる。
静けさがほしい。。。好きな音楽も消す。
ワイワイしたい。。。お喋りしてみる。
足が冷たい。。。足元温める。
汗を流したい。。。 お風呂に入ってみる。
気分転換したい。。。散歩に出る。
泣きたい。。。泣いてみる。
不安。。。口にしてみる。
しがみつきたい。。。しがみついたらいい。
何も言いたくない。。。静かに過ごしてみる。


体からのメッセージを感じてみる。



体が求める事を感じてみる。
体が求める事をやってみる。





お産のときに自分の体がどんな風に変化していくのか感じる。
お産が始まるかもしれない。。。。という体の中で起こるざわつき。
膣が熟してきて感じる重たさ。
段々と強くなる陣痛を受け止めていく体と心。
もう頑張れないかも。。。と不安になる気持ち。
赤ちゃんの事を考えられない瞬間。
赤ちゃん、あなたも頑張ってるね。。。って励ましたくなる瞬間。
お腹の中から感じる、自分ではない存在の大きさ。


お産にあまり頭は要らない。
体に身を委ねて、自分を信じる。


これまで頭を使って上手くやってきた仕事や勉強、苦難とは全然違う。
目の前の物凄く大きな「自然」というモノに
太刀打ち出来ない自分を感じる。
自分ではどうにも出来ない、他の何かがあなたをそんな風に思わせる。。。
物凄く大きな「自然」というモノを認めるしかない。


そんな感覚に落ちる。


それは まるで 子供はあなたの所有物ではない、
違う一人の人を生みだす。
あなたの思い通りにはならないよ。




それを見守る覚悟をしてね。。。


準備をしてね。。。


これからが修行の始まり。。。。


体がそんなメッセージを送ってくれてる感じ。


自分の体でさえ自分ではどうにも出来ない、そんな自然の一部なんだ。。。と知る。




待つ。。。


赤ちゃんが出ようとしてくれる
その時を待つ


「待つ」事がすっかり少なくなった今の暮らし
私たちは 「待つ」事を忘れてきてるみたいに思える。


クリックすればすぐ変わる画面に慣れ、欲しいモノがすぐ買える。
1分も待てなくなったわたしたち。
待たなくても携帯で連絡取り合えば会える。
安く売られ、すぐ壊れる商品を買い、
使えなくなると また新しいモノを買う暮らし。


そんな私たちの暮らしだけど
育児は待つ事の連続のように思える。


助産師は
赤ちゃんが出たいその時が来るのを待つ。


赤ちゃんとお母さんのリズムでお産が流れるように待つ。
赤ちゃんとお母さんが安心してお産の時を過ごせる様に待つ。
お母さんの泣きたい気持ちや、不安な気持ち、もう頑張れない泣き言も、気持ち全てを受け止めながら、ただ待つ。








暮らしがどんなに変化しても
お産だけは太古から変わらない。


女性はお産で「待つ」体験をする事で
子供を待つ。。。そんな事を学んでるように思える。


この体験は女性の生き方を変えていける一つになると思う。
「待つ」優しさを学び、家族に向ける眼差しも優しくなる。
この優しさは周囲にも広がり
世界は優しく変化していくように思う。


それは頭で考えても分からない
体で感じとるものなのかもしれない。


あなたも今から体を感じる生き方を始めてみては??



お産が変われば世界は変わる!
世界平和を目指して、語るのだ!!!

×

非ログインユーザーとして返信する